MLP Japan News Vol.27 11/2024 [JP/EN]

ごあいさつ

収穫の季節

秋も深まり、11月の収穫の季節を迎えました。今年も神様の豊かな恵みが私たちを支え、必要を満たしてくださいました。
私たちの人生の実りもまた、イエス・キリストを通して与えられる愛と希望の恵みです。この祝福を互いに分かち合い、感謝をもって主に仕える歩みを続けましょう。神様の恵みに心から感謝し、すべてを備え、私たちを守ってくださる主に、今月も心から賛美を捧げます。
皆さまの上に、神様の豊かな祝福がありますように。

MLP Japan 編集長
江川かをり

ご報告

男性と女性の役割

10月にWELSより男性と女性の役割についての公式文書が出されました。これは1990年代に出された声明を補完する内容です。日本語に訳した内容をLECCウェブサイト(leccjp.org)に掲載しています。記事リンクはこちらです。
日本の元宣教師、ウォーデル牧師とアンドレア夫人の 5 番目のお子さんのジョサイアさん（当ニュースレター7月号で紹介）が、腸の病に倒れました。11月の23歳の誕生日は病院で迎え、現在ICUから一般病棟に移って回復を待っています。どうぞお祈りください。

選挙とキリスト教徒の視点

この記事が出版される頃には、アメリカでは次の大統領が誰になるかが明らかになっていること
でしょう。選挙の結果が決まっているときに、キリスト教徒として私たちができる最初の行動は
「祈ること」です。誠実に国のために尽くす指導者が与えられるよう神に祈り、選挙の結果にかか
わらず、選ばれた指導者のために神の知恵と力を願い求めましょう。
また、私たちの未来は政治や政府ではなく、すべてを私たちの益としてくださる神の御手の中にあることを忘れてはなりません（ローマ8:28）。サタンの攻撃や混乱が続く中でも、神の約束に目を向けましょう。神は「わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」と語っておられます（ヨシュア1:5）。
　　詩篇第2篇にはこうあります。「なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。」地上の王たちは主に逆らいますが、神は「わたしの王を立てた。わたしの聖なる山、シオンに。」と宣言されました。（詩篇2:6）この選挙の結果がどうであれ、私たちの救いの神が完全に支配しておられることを信じ、安心して歩みましょう。
マーク・G・シュローダー｜WELS代表牧師

神様の「そうする必要のなかった」ことに感謝して

私は、紅葉の美しい景色を見て、「神様は、ここまで美しくされる必要があったのでしょうか？」と思ったことがあります。神様は、秋になると木々の葉が、単に緑のまま落ちるかわりに、鮮やかな赤や黄、オレンジの葉を私たちに見せてくださいます。山や川、海岸線の美しい景色や、キリンやハチドリのような多様な生き物もすべて、神様が「そうする必要がなかった」のに創造してくださったものです。
しかし、最も感謝すべきなのは、私たちの魂を救うための霊的な祝福です。神様は恵みと
憐みの思いから、御子イエスをこの世に送り、罪のない御子イエスに、私たちの罪を負わせてくだ
さいました（2コリント5:21）。これは「私たちが神様の義となるため」になされた愛の表れです。
神様は私たちを愛し、ゆるし、信仰を通して永遠の命を約束してくださったと聖書は伝えています。これは、神様が慈悲深い天の父だからこそ、私たちのためにしてくださったことです。聖書には「私たちが当然受ける報いは死である」（ローマ6:23）と書かれていますが、それでもなお、「そうする必要のなかった」救いのわざをなさった神様に感謝し、賛美し、イエスに仕え、従う生活を送りましょう。

ジェームズ・ポープ｜FIC 編集者

英語学習トピックス
書籍のおすすめ: 『トドラーズ・バイブル』 V. ギルバート・ビアーズ
　　V. ギルバート・ビアーズによる『The Toddler’s Bible (トドラーズ・バイブル)』は、イエス様を救い主として中心に据えながら、旧約/新約聖書を通じた重要な物語を、1歳から3歳児向けにわかりやすく紹介しています。本文はシンプルで親しみやすい英語で書かれており、寝る前の読み聞かせや家族で楽しむストーリータイムに最適です。温かみのある文体と美しい挿絵が、聖書の物語を生き生きと描き出しています。また、オーディブル版も用意されており、優しい声での読み聞かせを楽しむことができます。具体的な聖書箇所への参照と、便利な目次も付いています。著者のV. ギルバート・ビアーズは、50年以上にわたり200冊以上の著作を手掛け、そのうち半数以上は子供向けの書籍です。彼の作品は、キリスト教の核となる価値観を伝えるために貴重な役割を果たしてきました。
　　この本は、シンプルでありながら深みのある内容で、幼児から大人まで家族で楽しめる一冊です。特に英語学習者にとっては、キリスト教の価値観に『やさしく』触れる第一歩として、とてもおすすめの一冊です。